漫画背景ドットコムへようこそ。

初めまして、アシ妻です。
私の夫はプロアシで、今はフリーランスでお仕事を頂いております。

本当にありがたいです!感謝!

このサイトでは、漫画のアシスタント業務に関する情報を発信していきますので、よろしければお付き合いくださいませ。

プロアシって何?

ずばり、漫画家アシスタントを生業にしている人です。

仕事は背景描き、トーン処理、モブ、カラー塗りなど、作業自体は、漫画家さんによって多少違うかもしれませんが、ざっくりあげるとこのような作業を行います。

一人の漫画家さんにずっと付いてる固定プロアシさんもいますし、フリーで色々な漫画家さんのアシスタント作業をしている人もいます。

どちらが良いか?と言われても、それはその時の状況によって変わるので分かりませんが、私の知る限り、固定アシスタントの方が収入は安定します。

プロアシの存在は引っ張りだこ⁉

ハッキリ申し上げます。
プロアシはなくてはならない存在です。

しかも人数が少ないので、フリーランスで動いてる夫は、行く先々で知り合うアシスタントさんが、以前アシスタントしていた漫画家さんが同じだったというパターンが何度もあります。
「あなたも、そこに行ってましたか」
「実は、私も行ってたんですよ」
と言った会話が必ず起こります。

おまけに、行った先の漫画家さんから「誰か良いアシスタントいない?」と、たずねられること多数…。

私は夫から、そんな話しを度々聞くのですが、いつも「アシスタント不足なのね」と返しています。

プロアシとは、漫画業界を支える縁の下の力持ちな存在なのです。

プロアシに向いている人

漫画家さんの意図を汲める人が向いています。
正直、テクニックはやり続けていれば身につきますが、漫画家さんの表現したい事を汲めなければ、やり直しです。

何が何でも漫画家として独り立ちしたいんだ!と決意している方は、テクニックとテイストを身に着けましょう。

プロアシの収入は?

こればかりは、漫画家さん次第ですが、だいたい1日1万円〜の場合が多いですね。

固定アシスタントさんでも、月給10数万円〜って感じですね。

もちろん漫画家さんが、超稼ぐ人ならそれなりに賃金も上がるでしょう。

実情は1日1万円くらいと思っていたほうが良いです。

プロアシの福利厚生

ないです、そんなもの。

社会保険や厚生年金、有給休暇、他、一般的な福利厚生などありません。

というより、漫画家さん自身が節税対策のため法人化しても、そこで固定で仕事するアシスタントさんが加入することは稀です。

むしろ、社会保険や厚生年金に加入してる漫画家さんはマトモだと思った方が良いです。

プロアシの健康保険は?

基本的に国民健康保険と国民年金です。

場合によっては、文美国保に加入可能ですが、毎月の保険料を計算してから加入した方がいいです。

ちなみに、国保には扶養と言う概念はなく結婚して妻や子供がいる場合はその分支払額も増えるので要注意です。

しかし、最近では会社として従業員という形で雇っている場合もあります。

その場合は、社会保険の加入義務が発生します。

プロアシは職業

自分のスキルで収入を得ているので、職業ですね。

漫画家になれなかった者が漫画の仕事に携わりたいから、とも言えるかなと思いますが。

でも、アシスタント全員が全員、漫画家になったら漫画業界が飽和します。

しょっちゅう漫画家募集はしていますが、そのへんはまた別の記事で詳しく書こうと思います。

おわりに

色々と問題を抱えている漫画業界ですが、漫画家さんもアシスタントさんへの待遇も含めた考え方を変えるべきだと思っています。

いつまでも、漫画家になりたい人が学ぶポジションでの認識ではなく、漫画制作を担うポジションにシフトするべきだと、私は思います。

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